アニメの大安売り

私の趣味は、オーディオ、熱帯魚、アニメ、そして、筋トレ(唯一、自宅外の趣味)です。趣味というのは、傍からすると理解し難いものです。一般的にマイナーな分野の趣味になると、「私の趣味は○○です」とは、言わない方が賢明な場合が多いです。そお、私は「アニメ」が趣味ですが、それをあまり公言していません。アニメは多くの人にとって「子供が観るもの」のイメージで固定されています。大人になってもアニメを観る人は、痛い人だと思われるからです。

<( ̄^ ̄)> 痛い人は否定しない!
けれど、痛い人をアピールするのは賢明ではないのですよ。よよよのよ。

ちなみに、私の前職は某在阪ローカルテレビ局でしたが、当時の社内の会話であっても「何でアニメなんかが好きなんですか?」と決まって言われていました。私は内心「お前の私らの給料の何割かは、そのアニメなんかが稼ぎ出しているんだよ」と思っていました。しかし、私は底辺の社畜だったので「わが社制作のアニメは今期絶好調なんですよ」などと、的を得ているのかいないのか良くわかんない返しをして、話題をはぐらかしていました。

安い制作費

アニメはテレビ局にとって、なくてはならないジャンルです。何故、なくてはならないのか?…それは、制作費が異常に安いからです。標準的なアニメ1クール分の制作費は1000万円~と、チョー低予算で制作されています。1クールは12話前後ですから、1話あたりの単価は80万円ちょっとと破格の安さになってしまいます。これで、アニメのエンディング・テロップに流れている全ての人の人件費と制作費が賄われているのです。フツーに考えると時間外労働は当たり前に想像できるし、末端の制作者は「最低賃金ってなんですか?」状態だと思います。ちなみに、アニメの宣伝費は制作費の数倍掛かるそうです。地味にコツコツ作るより、ドバーッと派手に宣伝の方がお金が掛かっちゃうなんて、なんか世知辛いよね!?

また、他のジャンルと比較すると、ドラマの1クール分の制作費は4000万円~だそうです。(ノД`)・゜・。アニメ業界って、可哀相でしょ!?

さらにローコスト化

こんな可哀相なアニメ(主に深夜アニメ)は、年間150本(2015年調べ)ほど作られています。2000年で深夜アニメは年間6本しか制作されていませんでしたが、2015年では150本以上も作られています。テレビがメディアの絶対王ではなくなり、制作費圧縮を迫られる中、制作費の安いアニメは放送時間をどんどん伸ばしていきます。何故でしょう?そお、アニメは「視聴率は重視しなくていい」という特殊な事情があるからです。アニメはテレビ局にとってローリスク、ハイリターンなのです。でも、それって制作現場からみるとハイリスク、ローリターンなのよね?安く叩かれて買い上げられる様は、百姓一揆の時代と何ら変わらない気がしますね。そう、いつの世も「お代官様はあんまりですだ」。(>_<)

アニメは放送後に発売されるBD・DVDが5000枚ほど売れると採算が取れてしまいます。なのでリアルタイムでの視聴率はあまり重視されません。また、キャラクターグッズを作り、売りやすいジャンルなので、軽いヒットでも投資が回収出来てしまいます。また、単一の会社で制作しない、複数の会社・団体が「制作委員会」で数を打つので、制作費のローコスト化が止まらないのです。

2017年はアニメ新時代になるのか?

今年は「君の名は。」を筆頭に劇場アニメのヒットが目立ちました。この流れを地上波アニメにどう結び付けるか?これが今後のアニメ界のカギになるように思います。成功したビジネスモデルから、制作側は制作者(実際に作っている人たちの事ね)に無理のないビジネスモデルを構築してもらいたいものです。今年に入って「アニメ制作が遅れて放送休止」といったニュースも散見されました。それはアニメ「ろんぐらいだぁす!」の事ですが、あの「ほのぼのアニメ」の内情が、実は歪んだ大人の事情に塗れているとか嫌過ぎる!
アニメは夢や希望を売る商売のはずです。あんまりゲロゲロな内情が透けて見えてしまうと、…なんだかちょっと悲しい気持ちになります。(´・ω・)
などと、今日は意見的な記事を書いていますが、本音は「ろんぐらいだぁす!」の放送延期がムカつく!といったゲロゲロな私情に塗れた記事なのでした。ゲロゲーロ。

スポンサーリンク
ビバノンノンのレクタングル(大)
ビバノンノンのレクタングル(大)
スポンサーリンク
ビバノンノンのレクタングル(大)