嵐の前にオーディオ試聴

27インチモニター 音楽とオーディオ

とうとう、緊急事態宣言が全国に発令されるようですね。今日はそんな非常時にオーディオ製品の試聴記事を上げます。「こんな時期に不謹慎な!」と思われるかもしれませんが、実際の試聴は宣言前の4月上旬にしています。4月5日に「アマゾンフロッグビット購入」という記事を上げていますが、「この時期だと不謹慎かな?」と考え、一旦お蔵入りしていたのです。けれど、このままの状態が続いたら永遠に記事を公開しない気がしたので、今日公開しちゃうのです。




アンプ欲しいほしい病、再発

我が家のプリメインアンプはラックスマンのL-505UXです。(現在はL-505UX2にモデルチェンジされています。)このアンプは、フォーカルのAria906というスピーカーに合わせて購入しました。

L-505UX と Aria906

L-505UXとAria906 購入当初は大変満足していましたが、実はこの組み合わせ「思いっきりクドい」音がしていたのです。ただ、当時はフルタイムの仕事をしていましたし、土日はジムに行っていたので、大きな音で聴くことはあまりありませんでした。しかし、体調を壊し前職を退職してから部屋で音楽を聴く機会が増えると、小音量ではちょうどよい塩梅で聞こえていた筈の音が、中~大音量では我慢が出来ないクドさに感じるようになったのです。そして、2019年8月スピーカーを買い替えました。

p803-sとaria906

L-505UX と Haydn GSE

プリメインアンプL-505UXをそのままに、スピーカーをフォーカルのAria906からウィーンアコースティックのハイドンGrand Symphony Editionに交換しました。Haydn GSEは、Aria906と同じ美音系のスピーカーですが、モニター的な特徴も併せ持っていて、割とスッキリとした音色を持っています。これで幾らか「こってり味」から「すっきり味」に変わったと思いましたが、実はまだまだ「濃い味」だったのです。ジャシンタのような濃い味の美味しいジャズはいいのですが、スッキリ聴きたいやなぎなぎなんかは、サブシステム(FX-AUDIO- D302J+とFOSTEX P803-S)の方が聴き易いのです。つーか、L-505UX と Haydn GSEの組み合わせって、相性良さそうで聴くソースを結構選びます。すっきり聴きたいポップスや音数の多いオーケストラだと大味に聴こえ、いまひとつなのです。

27インチモニター

Here's to Life
here and there

嵐の前にオーディオ試聴

そして、2020年4月上旬、コロナの嵐の前にオーディオ店に試聴に行ってきました。既に自粛ムードだったのに…。予算は30万円くらいまで、もう少しスッキリ聴けるアンプ探しです。実売20万円くらいのアンプからの買い替えは不毛な気がしますが、そんな分別を私が持ち合わせているわけがないぢゃぁぁん。

TEAC AX-505

今話題のHypex Ncoreモジュール採用、A4サイズのD級アンプAX-505です。最初にL-505UX2から切り替えてもらって試聴しました。替わった瞬間に元気で明快な音に変わったのが分かりました。D級なのに高音がザラついて聴こえないし、パッと聴いた感じでは「この音色は結構好きかも」と思いました。けれど、大音量ではちょっと元気過ぎる気がしましたし、聴きなれてくると「明快過ぎて飽きちゃうかも知れない」と感じました。もうちょっとだけ、しっとりとした表現ができていたら即決で買っていたかも知れません。

TEAC プリメインアンプ ブラック AX-505-B

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SOULNOTE A-1

本当はA-0も聴きたかったけれど、所有するスピーカーHaydn GSEは4Ωです。A-0は8Ω専用なので止めておきました。A-1はアナログアンプですが、スッキリした音質、中低域が充実したバランスで聴かせてくれました。このアンプも値段の割にいい音です。アナログアンプなのに低音にタメが無くもたつきません。ただ、中~大音量だといい感じなのですが、小音量だと痩せた音に聞こえました。また、音の広がりはいまひとつな気がしました。

Accuphase E-270

こちらは接続に時間がかかり、繋がるまで同社のフラッグシッププリメインE-800とB&Wのちょんまげトールボーイの組み合わせを延々聴かされました。その素晴らしい組み合わせの後に聴いたので、中高音がガサついたレンジの狭い音に聞こえました。これではフェアな状態ではないので、先にラックスマンのL-550AX2を聴かせてもらい再度試聴をしましたが、L-550AX2と比べても全然好みではありませんでした。しかし、自宅のL-505UXと比べれば、明らかにE-270の方が高音質かと思います。ちなみに、今回の試聴では「予算不足で買えない機種は聴かない」と決めていたのでE-380以上のアキュフェーズ製品は聴いていません。再度言いますが、たまたま聴いちゃったE-800は文句なしで当日最高の音でした。(当たりに行った貰い事故とも言う。)

LUXMAN L-550AX2

手持ちのAB級アンプL-505UXと違い、L-550AXは純A級アンプ。AXはUXシリーズよりもラックストーンが強いと言われていますが、昔のそれとは違い結構アグレッシブな硬い音に聴こえました。まったりした雰囲気も持っているのですが、そんなに濃い味でもなく、良い意味で音に翳りがあってスッと浸透するような感覚でした。「濃いけどイケる!この味の濃いのはイケるかも知んない」と、試聴も4機種目になると耳がバカになってきますし、先に聴かされたE-800に心を奪われて、「もうどれもこれも大したことねーぢゃん」的な開き直りもし始めました。…今日の試聴はこの辺で終わりにしよう。そう思いました。

番外、Nmode X-PM7 MK2

もう帰りたいですが、あと1機種だけ聴きたいです。Nmode X-PM7 MK2です。こちらは1bit方式のデジタルアンプです。今回の試聴で一番楽しみにしていたアンプでした。しかし、当日は在庫がなく試聴は出来ませんでした。ここで「すみません、ありません」で終わると思ったのですが、お店の方が「試聴機をお取り寄せします」と言ってくださり「入荷しましたら、後日連絡をいたします」となりました。そして、コロコロコロナです。このお店は緊急事態宣言下でも時短営業中です。どうしろって言うのさ!入荷されても怖くて聴きに行けないぢゃん。

(ノ’口’)ノ コロコロコロナのアンボンターン!

非常時は粛々と暮らしましょう。そうしましょう。

Nmode エヌモード 1bitプリメインアンプ X-PM7 MK2

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コメント

  1. ジャイアン より:

    贅沢な記事ですねぇ。田舎だとアンプの試聴は不可能なので羨ましい限りですよ。
    そんな環境で暮らしているので、オーディオに関してはその昔、秋葉原で散々試聴しまくっていた先輩の記憶や豊富な経験だけが頼りのジャイアンです、こんばんは!

    私はアンプへのこだわりがほぼありません。こだわれる程の経験値がないのです。
    しかし、私の耳元で囁く先輩のおかげで、またスピーカーを落札してしまいました。
    SONYのSS-5050という、またもや古いスピーカーです。

    https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/speaker/ss-5050.html

    本体2千円、送料が4千円。昨日届きました。一本20キロもあるので、今日になって腰と腕が筋肉痛です。
    ブツのコンディションは上々で、いい買い物をしたと喜んでます。40年以上前のモデルですが、音にも全く古さを感じません。
    問題は、これで3セット目のスピーカーなので、場所をとってしかたがないことです。部屋の広さの制約から、3セット並べてスイッチャーで出力を切り替えるような技は使えません。かといって腰を酷使してスピーカーを取っ替え引っ替えなんて、地獄でしかありません(笑)

    わたし的な評価としては

    ピアノのなら文句なしでYAMAHA NS-100M

    ずっと聴いていられる音が心地良いSONY SS-2250M

    空間表現に優れるSONY SS-5050
    (近日中にブログにアップします)

    という感じです。

    現在、先輩がヤフオクでお手軽なスピーカーを探しては落札しまくる(私が代理落札)という遊びにハマってまして(分解して自作スピーカーの部品採りに使う)、まだまだしばらくはスピーカーのウンチクを聞く生活が続きそうです。そしてそのウンチクを聞いて、また私が欲しくなるという沼循環。恐ろしい限りです(笑)

    • ぢるんぢるん より:

      実は本日、例のブツが入荷されて、こっそり試聴してきました。時期的に難しいので、折を見て事の顛末をアップしようと思います。ちなみに、非常事態宣言下の日本橋は勿論、地下鉄もガラガラでした。反対に地元の商店街やスーパーは大混雑していています。「こんな状況で事態収束するのか知らん」と、お出掛けしておいて他人事のように言ってみます。

      新しいスピーカーのご購入おめでとうございます。どのSPも決して小型ではないので羨ましい限りです。大きなSPだと絶対的な音圧や、スケール感が違いますよね。

      オーディオ機器はリストアできる知識と器用さがあれば、楽しみ方が無限大ですよね。私はその点、クッソ不器用なので既製品を買い替えるくらいしか出来ることがありません。貴方はリストア、私は買い替え、オーディオ沼は狙いを決めてベンザブロックで治りませんかね?

      ブログ楽しみにしています。(^^)/

  2. ジャイアン より:

    緊急事態宣言の下、いかにお過ごしでしょうか。

    私はこんなご時世にもかかわらず、先週、またアンプを入れ替えました。今度はA/DSD(つまり1bit)なマルチインテグレーテッドアンプ SONY TA-DA7000ESです。また古くて2004年ものです。

    https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200409/09-0903/

    今度入れ替えるならSONYのS-Master Proの音を聴いてみたいと思ってました。でたまたまヤフオクで出物があって、先輩に入札させました(私が代理入札してるわけですけど)。で届いたブツをそのまま我が家に運びました。とりあえず金も払わず強奪したというわけです(送料込18K。立て替えてもらってるわけですね。もちろん近日中に払います)。入れ替わりに、我が家のアンプがもらわれていきました。

    感想。

    中高域の伸びが良いです。Bill Evans TrioのWaltz For Debbyを鳴らすと、店内の歓談や食器のふれあう音が、楽器の音でマスクされることなくそのまま聞こえてきます。こんな風に鳴らせたのは初めてです!

    しかし低域の再現性に少し難があるようです。アタック感を伴った小気味いい低域が大好物なのですが、その点においては私を満足させるに至っていません。今時のD級アンプならこんなことはないのでしょうが、さすがにそこは2004年。まだ自分が納得のいく音を求めて、設定をいじっているところです。

    SONYのS-Master Proを反映させたモデルは、ポータブルアンプを除けば、これが最後のモデル。巷の噂では、製造に欠かせないキーパーツがディスコンになって、作りたくとも作れなくなったとか。
    いつまで動くか分かりませんが、大切に使って、今度は長めに付き合ってやろうと思っています。

    そうそう、コイツムダに重くって、25キロもありやがります。オーディオならよくあることですが、そこは接続するべきラインが多いマルチインテグレートアンプ。中腰の姿勢で長時間セットアップを強いられたので、腰が悲鳴をあげました(笑)

    そうそう、ぢるんぢるんさんに頂いたラインケーブル、大切に使わせていただいております!

    • ぢるんぢるん より:

      アンプご購入おめでとうございます。結構なブツのようですが、18Kで手に入っちゃったのですね。オク、…恐ろしーわ。
      という私も実は、例のブツを買ってしまいました。このご時世で「試聴に行って購入しました」などと書くと、無用な炎上を招く気がして、こっそり楽しんでいます。

      私が買ったアンプもD級ですが、D級アンプは基本的にタメのある低音は再現できません。タメの全くない低音って、実在感が乏しいんですよね。D級アンプのパッと出てスッと収束する低音はキレは良いのですが。「デジタルでも500Kくらいするとアナログと遜色ない凄い低音が再現できます」と、お店の人が言っていました。

      25kgあるアンプって、腰が死ぬでしょう?とにかくラックに突っ込まないと重くて動かないし、ラックに入った状態で配線をしようとすると、長時間の中腰を強いられて腰が死にますよね。しかも、配線数はピュアの何倍ですか?大丈夫ですか、腰。
      前のラックスマンアンプでは、配線のやり直し時に散々打痕を作って、中古買取価格が史上最低レベルで引き取られていきました。