私にとってのオーディオ

必要書類がやっと集まって、失業保険の申請手続きが終わりました。そして、おそらく長くなるであろう、就活生活が本格的にスタートしました。まあ、長くなりますよ。最終学歴中卒、実用レベルの資格無し、病弱な身障2級、来年50歳のオッサンですもん。こう書き並べると「本当にクズ人間だわ」と自分自身でも思うけれど、私の境遇で人生を歩み始めて、人並みの生活が送れる人が果たしてどれだけいるのだろうか?と思ったりもします。

ちなみに、私の人生の始まりを箇条書きにするとこんな感じ

  1.  生まれたら粉ミルクは半分の濃さ → 栄養失調から病弱体質に
  2.  父親が借金を作って頻繁に蒸発 → 慢性的な貧乏
  3.  両親からの虐待 → 思い出すと吐き気を催す
  4.  小学生でも働く → 新聞配達は世間体が悪いからと、親戚のノラ仕事や工場で働く
  5.  働いた金を巻き上げられる → ただ飯喰らいだから当然だろ?
  6.  挙句の果てに父親自殺  → どんなルートを想像してもバッドエンド

まあ、そんな両親でも常に鬼のようではなく、時々は優しかったので、純粋に憎むような事はありませんでした。それが幸か不幸か分かりませんが…。

上記のように、失業して時間が余ると、余計なことを考えたり思い出したりします。

私にとってのオーディオ

話はコロッと変わって、金も無く、こうも時間が空くと、毎日趣味に没頭します。私の趣味は熱帯魚とアニメ、あとオーディオと筋トレです。今は体調が悪くトレーニングは出来ていなくて、主に音楽を聴いています。アニメは長く観ていると疲れますし、熱帯魚は構いすぎるとよくありませんからね。

その点、オーディオは初期投資を終えると、あまりコストが掛かりません。また、情報が音声だけになるので、長い時間を費やしてもそれほど疲れません。失業中の今は、昼間に少し大きな音も出せます。また、新しくなったオーディオで古いCDを聴くと、当時の記憶とは違う音が聴こえてきて、とても楽しいのです。特に貧乏で貧弱な音しか出せなかった頃の音楽ソースを聴くと、「こんな音が入っていたんだ」とか「こんな複雑な音色だったんだ」といった新しい発見をします。それが楽しいのです。

私にとって、過去を振り向くことは「ちょっと切ない懐かしさ」だけではなく、どちらかというと辛く嫌なことが多いです。しかし、音楽の記憶から思い出を辿ると、繰り返し聴いた分、思いが重なって、少しだけ甘く優しく美化されるようです。生活ベルに対して、過剰投資だと言われた私のオーディオ機器ですが(本人は全く思っていない)、失業中の今は大変重宝しています。

音楽は人を豊かにします。そして、音楽に身を任せる時間は、出来るだけ高音質で、何より好みの音質であると、より幸福度が増します。私には、どこかに旅に出かけるより、美味しいものを食べるより、自分好みの音質で音楽があるほうが幸せなようです。

p803-sとaria906

スポンサーリンク
ぢるんぢるんブログのレクタングル(大)




ぢるんぢるんブログのレクタングル(大)




フォローする

スポンサーリンク
ぢるんぢるんブログのレクタングル(大)




コメント

  1. ジャイアン より:

    本格的な夏はこれからです。どうぞお体をご自愛下さい。

    私は、ザックリと世の中には2種類の人間しかいないと考えています。それは「勇気の人」と「臆病な人」です。
    その違いを分かつものは明瞭で、困難に際して苦労を厭わず真正面からぶつかるか、安易な道を選択するかにあります。そして、私の個人的な経験に即してみても、どれだけ苦労しようとも真正面から問題にぶつかる人の方が、結果的に充実した日々をおくることになります。どれだけ苦しもうが、死ぬほどの思いをしようともデス。

    と、いまだ療養生活から抜け出せず、最低レベルの生活に甘んじなければならない私が、どれだけ大口を叩くねん!というお話ですが(笑)

    私は完全療養生活を始めて、いよいよ5年目に突入しました。53才だった私は、とうとう57才になってしまいました。最初の1年は足掻きに足掻き、もがきにもがき、自殺念慮を抱くに至りました。それが為に入院したわけですが、主治医に言わせると、これが私には決定的にイイ方向に作用したと、昨年入院時に言われました。それから3年間は、ただただコツコツと療養を続け、今の自分にできることに専念。この1週間は、少々気の毒な知人の引っ越しを手伝っておりました。おかげで腰がぁ〜…といったことができるぐらいには、回復してきているようです。

    私のどこまでも挑戦的な人生は、ぢるんぢるんさんもご存じの通りです。そして、これはここ2・3ヶ月のことですが、これだけ挑戦的な人生をおくれたこと自体が実に奇跡的なのだと、心底感動を覚え、そうした日々をおくれた自分を嬉しく思っています。誇らしく思っています。現在の生活レベルがどうであろうが、それが私という人間を規定するものではありません。私という人間は、私の生き様が規定するんです。そのことを今、痛感しています。

    ぢるんぢるんさんほどの挑戦的な人生は、誰もがマネをできるものではありません。ぢるんぢるんさんでなければ、他の誰かであれば、遠の昔に人生から遁走していたことでしょう。お父様がそうであったように。
    私は、そこにこそぢるんぢるんさんのアイデンティティーがあると考えています。今回の退職に至る経緯を考えても、その思いを強くします。
    こうした方の人生は、どうやっても過酷になっちまうのです。自ら好む好まざるにかかわらず。誰にもできないことを、ぢるんぢるんさんはやっている。生き抜いている。それこそがホントーにスゴイと私は思うのです。

    だからこそ、どうかお体を大切にして欲しいと思うのです。
    そしてオーディオ!いいじゃないですか!私も、これから本格的な夏を迎えるというのに、あり合わせ据置システムに真空管アンプを組み込むという愚を犯している真っ最中です。6本もある真空管の方向から、猛烈な熱量を感じます。オーディオってこれほどアツイものだったのですね!

    お互いにアツイ人生を生き抜きましょう!暑い夏から身を守りましょう。

    • ぢるんぢるん より:

      こんな面倒臭い記事にコメントありがとうございます。

      ブログの復旧作業(15~20%復旧しました)をしていると、今に至った経緯とこの先の進み方を考えてしまいます。前職の就職までに、いろいろありましたから。
      実は加齢もあってか、そろそろフルタイムの仕事が厳しくなってきていました。これまでは、どんな仕事でもバリバリと働く事を要求されましたし、それに答えなくてはいけないという使命感が常にありました。前職では「体調に配慮して働く」という名目で特例子会社を選んだのですが、忙しさに流されて、結局、上手に立ち回ることが出来ませんでした。限界を超えて期待に応えようとしてしまいました。
      入社当初は、時短勤務も検討していただける筈でしたが、あのアンボンタン上司たちには、完全に無視されていました。そうそう!例の恫喝してきた課長は、その後、現場を仕切れず異例の配置転換(たぶん左遷)で、別の部署に異動になったそうです。もう、どうでもいい事ですが。
      今後は体力を考えて、週30時間程度のパートを探そうと思います。

      我が家のラックスマンもAB級アンプのくせに、メチャクチャ熱くなります。詳しい人に聞くと、A級で動作する範囲が広いので熱くなるらしいです。エアコン無しで使えない状態となっております。真空管はそれ以上に熱くなると聞いています。エアコン無しで使ったりして、熱中症にならないようにしてくださいね。(^^)/

      • ジャイアン より:

        外見、見た目で障害の度を判断してもらえないという問題が、ぢるんぢるんさんにはありますよねぇ…私もつい先日、役所の担当者に「あまりに普通、マトモに見えて」と言われたばかりです。身の上話を少々した上で「メンタル的には片腕がない片足がないという状態同然ですよ」と譬えを出したら「なるほど!」と痛く納得してくれてました。物を分かろうとしてくれる担当でよかったです。

        アンポンタン、痛快ですね。そりゃ今までが、ぢるんぢるんさんたちがなんとか業務をサポートしてたから回ってたんですから。業務が回らなくなったら、人事を回さざる得ないですよねぇ〜

        AB級アンプが主にA級で動くというのは、民生用アンプとして非常にマットーな在り方です!家庭用スピーカーを駆動させるのに、そんなに電力を必要としませんから、特性が素直なA級を小電力で動かすというのは理に適っているのですよ。
        業務用PAを家庭で使い、なおかつその上に真空管アンプを挟む私がおバカなのです。そして、こういうおバカは嫌いじゃない。決してアンポンタンではないと信じているジャイアンです(笑)

        • ぢるんぢるん より:

          「見た目で分からない」って、本当にスルーされてしまうんですよね。「片腕や片足がない」という表現は、私も説明の例えとして使っていました。物を分かろうとする人には、すごく分かり易い表現ですよね。反対に、これを例えても分からない人は、もうホントに分からなくて。…前の職場のスタッフは、後者だらけでした。orz
          私が辞めてからトラブルが続発して、上層部で大変な問題になったそうです。スタッフ同士で足の引っ張り合いなんかしているんですもん。「自分の立場第一」の考え方で特例子会社のスタッフをしようなんて、本当にアンポンタン!ですわ。

          ジャイアンさんはアンポンタンではありませんよ。チャレンジャーなだけです。業務用PAを2台使ったり、高価なオーディオ機器を改造したり、率先して人柱になってしまう。という、全オーディオマニアの鑑のような人なのです。クールでカッコイイなんてつまらないです。オーディオにはジャイアンさんのようなパッションが必要なのですよ!