オーディオ製品の購入履歴です。本記事は段階的に閉鎖予定のホームページ記事を掲載しています。なお、愛着ある製品には名前を付けています。
SONY TAF-555ESG
ソニーのプリメインアンプTAF-555ESGです。友人が所有していて羨ましい限りだった333シリーズではなく、見栄だけで(重要だから繰り返すよ)、見栄だけで背伸びして買った中古の1台、上位555シリーズ。
TAF-555ESGは重量24.5kgと一度セットしたら、もう動かすのが大変。つーか、「いや!いや!いやーっ!」と 釘宮理恵 のように叫びたくなるアンプ。もうクッソ重いアンプでした。更に消費電力300ワットに加え、A級アンプでもねーのにとんでもなく発熱しやがんの。ゆえに電気ストーブという名前を付けてあげました。
本機からはリモコン付属になりました。しかし、何なんでしょう?リモコン対応になって、 ボリュームの質感が一気にミニコンポレベルになっちゃうとかどうなのさ!と思いましたね。
製品名 | 発売年 | 購入年 | 定価 | 状態 | 記事執筆日 |
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SONY TAF-555ESG | 1989 | 1990 | 128,000 | 譲渡 | 2012.04.26 |
SONY TAF-555ESG の音質と評価
音質は電気ストーブのように温かいイメージ。今まで使ってきたクラスよりひとつ上なのですが、「低域の馬力が変わってきたなー」くらいしか、333シリーズとの違いは判らなかったです。お値段が5万円位上がったので、さぞかしスゲエ音が出ると思いきや、私の駄耳では333との差がよく分かりませんでした。後にお店で確認し実感したのですが、アンプが定価8万クラスならば、次は20万クラスでないと大した違いはないそうです。
てやんでー、そんな敏感な耳は持ってないぜ、ちくしょー!
だいたい20万以上もするアンプ買える経済力もねーよ!どちくしょー!
さらに後に知り分かってきたことですが、ソニーの製品って 「楽器経験者」が好んで使う機器なんですよ(単なる偶然かもしれませんが)。原音に忠実らしいんです。ですから、耳に入る直接音を正確に描写するのですが、残響成分なんかはアンプでは演出しないんですわ。過剰な演出がなく余計な音を乗せない音作りなのです。今までに知り合った楽器経験者の所有しているアンプは、ほぼソニー、It’s a Sony。
しかし、ここで禁断の変化が訪れてしまいます。 理想だったはずのソニーサウンドに違和感を覚え始めてしまったのです。 音の好みがソニーから離れてきたのですよね、この頃。 そう、好きな音は結構変わります。
しかし、電気ストーブは高価なアンプでしたので、売り飛ばすこともなく、ずっとメインのアンプでした。
個人的評価 ★★★☆☆ 豚に真珠っす
出典:オーディオユニオン
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