オーディオ製品の購入履歴です。本記事は段階的に閉鎖予定のホームページ記事を掲載しています。なお、愛着ある製品には名前を付けています。
VICTOR SX-500
ビクターのスピーカーSX-500です。子供の頃から覗きに行っていたレコード店に、このスピーカーの原型モデルSX-3があって、大好きな音で鳴ってました。けれど、大人になっていざオーディオを揃えようとオーディオ誌を読んでいると、その文章から「俺の好みってダイヤトーン?」と誤解したのです。
オーディオ選びは、最初にスピーカーを買うのがセオリーです。そこで私はセオリー通りに専門店に行って、先ずはダイヤトーンのスピーカーを聴いてみました。しかし、期待して聴いた音は私の想像とは違うものでした。
「あれ?…なんか違う、いや全然違うわ!」
とオーディオ誌に洗脳されている状態から一瞬覚醒したのです。覚醒しては、また洗脳される。そう、オーディオ地獄は無限ループ!何度でも繰り返す。(暁美ほむら)
そして、いろいろ小さめのスピーカーを中心に試聴し、その結果がビクターだったのです。 ただ、白木っぽいデザインがなんか嫌だったんです。最初はね。
製品名 | 発売年 | 購入年 | 定価 | 状態 | 記事執筆日 |
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VICTOR SX-500 | 1988 | 1988 | 98,00 | 譲渡 | 2012.05.20 |
VICTOR SX-500の音質と評価
VICTOR SX-500はエージングで大化けしました。最初はちょっと硬い感じがして、試聴店で聴いた時のしなるような強さと柔らかさが感じられませんでした。しかし、専用台を購入しセッティングを追い込んで何か月か過ぎたあたりから激変しました。
再生レンジは欲張らず、音楽を表現するのにギリギリ不足ない程度ですが、全体に程よいリアリティがある中で、水彩画のような優しさを持った音を聴かせてくれました。
ビクターのスピーカー、音作りはとても個性的です。国内外を問わず、値段も問わず、ビクターにしかない独特の魅力に満ちています。それは、見栄やハッタリの無い、とても自然な音作り。密閉型20cm紙ウーハーとシルクのツイーターなんか今どきじゃないけれど、SX-500シリーズ復活しないかな?(クリンプトンは別物なので却下)
後述のオンキヨースピーカー導入後、しばらくサブ機でいましたが、設置スペースの問題もあり、オンキヨーと迷いましたが、友人のスクーターと物々交換をしてしまいました。…だってスクーター欲しかったんだもん。物々交換!ああ、文明のあけぼの。
名前はビクターと言えば、そう!犬です。
個人的評価 ★★★★★ ワンワン
出典:オーディオの足跡
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