Vienna acoustics Haydn Grand Symphony Edition

Vienna acoustics の Haydn Grand Symphony Edition というスピーカーを購入しました。あれほど気に入っていた FOCAL Aria906 を売り飛ばし、ついでにサブウーハーの FOSTEX CW250Bも売り飛ばし、それを軍資金の足しにしてウィーンアコースティックのハイドンを買っちゃったのです。

ハイドン、ハイドン!ハイドンの定価はFOCAL Aria906 と FOSTEX CW250B の定価合計額とほぼ同じ。…恐ろしいお値段のスピーカー買っちゃったね。けれど、FOCAL Aria906 と FOSTEX CW250B のコンビでも、ハイドンの音質には逆立ちしても敵わないのです。

サブウーハー使ってない

ハイドンGSEを購入した経緯は、「最近、サブウーハー使ってないな」からでした。我が家のサブウーハー稼働時間は平日のお休み、昼間の数時間に限られていました。しかも、サブウーハー本来の性能を引き出す音量を出すと、狭い部屋は低音が飽和してしまいます。低音が飽和しないようにセッティングすると、壁から50センチくらいは離さなくてはならず、狭い部屋では非現実的なセッティングを要求されるようになりました。想像してください、サブーウーハーがセンターテーブル状態になるのです。

そして、「そこまでしないと上手に鳴らないなら、もう使わないわ」から「もう要らないわ」と、見限るまでにそんなに時間は掛かりませんでした。要らないなら、値段が付く内に売ってしまおう!そう思い立ったら、ついでにメインスピーカーの FOCAL Aria906 も売り飛ばしちゃおう!と、買取の見積もりを出しつつ、同時に試聴に出掛けました。

そうそう、Aria906 は天板以外の5面が合皮ですから、あと数年で見た目がボロボロになってしまう運命です。値段が付く内に売り飛ばすか、ボロボロになっても使い続けるか、そういった選択も迫られていました。そして、私は前者を選んだのです。正直に言うと、Aria906 の厚化粧たっぷりの音に飽きてきたのです。あんなに好きだったのに、薄情なものね。…( = =) トオイメ

KRIPTON KX-1と一騎打ち

次期メインスピーカーの条件は次の通りでした。

  1. 部屋が狭いのでフロントバスレフが密閉式のブックシェルフ
  2. FOCAL Aria906 より明らかに音質に優れている事
  3. 予算は25万円まで

こうなると候補はあまり多くありません。最終的に KRIPTON KX1 との一騎打ちになりました。クリプトンはビクターのSXシリーズを手掛けた方が立ち上げたブランドで、過去にビクターのSX-500を所有していた私は、興味津々で試聴をしました。実際は、豊かな中低音を軸にゆったり鳴るSX-500とは違い、クッキリとしたモニター調の音で鳴っていました。ただ、緻密な音を描き分けるモニタータイプのスピーカーなのに、音楽が楽しく聴こえる。という、どうにも説明に困る不思議な魅力にあふれていました。また、密閉式なので、低音は量感は少ないけれど明解な音階を刻んでいました。

この時点で気持ちは殆ど KRIPTON KX1 でしたが、気になる点がありました。それは自宅のシステムは低音再生がやや弱いという事です。でも、サブウーハーは使いたくないので、メインスピーカーのみで十分な低音再生をして欲しいのです。

というわけで、 KRIPTON KX1 より低音再生に不満のない、6万程高いVienna acoustics Haydn Grand Symphony Edition を購入しました。6万円の価格差を「大差ない」と思う、なんて事を客観的に考えると、「オーヲタはクレイジー」と呼ばれても仕方ないですね。…( = =) トオイメ

ハイドン、ハイドン!

ハイドンはウーハーが透明です。Aria906は「安っぽい作りだな」と思う事がありましたが、流石にこのクラスになると質感も良く、見た目も音もチープさを感じる事はありません。

ハイドンGSEのウーハー

ハイドンはバスレフポートにツィーターがマウントされています。

ハイドンGSEのツィーター

ハイドンは FOCAL Aria906 と比べ一回りくらい小さいですが、低音の伸びがあります。重低音の再生は出来ませんが、それより少し上の帯域がポンポン出てくるので、低音不足を意識することは殆どありません。音場は少し小さくなりましたが、ベッタリとした厚化粧が取れて薄化粧になり清楚な音がします。作為的な綺麗さが皆無ではありませんが、音に程よい艶が乗って来ます。特に弦楽器は痺れるほど良い音がしますし、淡々と歌うバラードは切なく聴こえます。最初の音出しで「格が違う」と思いました。スピーカーはペア10万円を超える辺りから、音質差と価格差の間隔が狭まります。定価の2倍のスピーカーを買っても2倍の性能が手に入る訳ではありません。そういった意味で、試聴の段階では「Aria906 より明らかに高音質」は懐疑的でしたが、実際に部屋で鳴らしてみると明らかに格が違いました。Aria906 が苦手な躍動感のあるソースも見事に表現しますし、細部までクッキリと見通しの良い音なので、ダイナミックレンジの広いクラッシックや小音量再生もより得意です。勿論、ボリュームを上げてもキツイ鳴り方もせず、まだまだイケるぜ!的な余裕を感じます。ハイドンGSE

安いデジアンで鳴らしてみる

我が家のメインアンプは LUXMAN L-505ux ですが、試しにサブアンプ FX-AUDIO- D302J+(税込み7,980円)で鳴らしてみました。ちなみに、サブスピーカーは FOSTEX P803-S です。

FX-AUDIO-D302J+

結果は惨憺たるものでした。ハイドンは安いデジアンではマトモに鳴りません。 FOSTEX P803-S と大差ない音質になってしまいます。Aria906 では、それほど酷い音ではなかったので、ハイドンは上流機器を選ぶスピーカーのようです。まあ、FOSTEX P803-S と LUXMAN L-505ux の相性も最悪に近い(低音モリモリでくどい音質)ので、組み合わせがミソなのですね。

あと、ハイドンはセッティングが難しい類のようです。Aria906 は壁にベッタリ、スタンドポン置きでもそれなりに鳴ってくれましたが、ハイドンは違います。壁からは離さないと低音がボワボワするし、インシュレーターの有無でも音質がかなり変化します。

上流機器の選り好みは激しいわ、セッティングは難しいわ、気難しいスピーカーを好きになってしまいました。

オーディオは環境が大事

オーディオは上を見たらキリがありませんが、RC造とはいえ賃貸の狭い部屋で、これ以上のスピーカーは要らないな、とつくづく考えさせられました。やっぱり、オーディオは鳴らす環境込みで、オーディオなんですよね。…( = =) トオイメ

新オーディオシステム

Vienna acoustics Haydn Grand Symphony Edition のレビューはこちらもどうぞ 諦念ぢるんぢるん オーディオ購入履歴

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コメント

  1. ジャイアン より:

    ハイドン!ハイドン!
    ワッショイ!ワッショイ!
    ハイドン!ハイドン!壁ドンドン!

    ハイドンご購入おめでとうございます!

    ぢるんぢるんさんは音の表現が本当に分かりやすいですね!こねくり回したような表現をする人も多い中、ぢるんぢるんさんのそれは、何を表現したいのかがとてもイメージしやすいです。加えて、ぢるんぢるんさんの文章力、表現力はぢるんぢるんさんにしか出せない「味」があるんですよねぇ。

    ウチはとてもそんな高価なブツは望むべくもありまん。しかしなぜか羨ましいとも思わない。
    実際に音を聴いてないこともあると思いますが(聴いたら死ぬほど羨ましがる)、現状のシステムは「自分で手塩にかけた」という音とは関係ない満足感も大きいものと思います。ちなみに我が家は、真夜中でもサブウーファードスドスです。それでも隣室に音が漏れない。古い賃貸ですが、ことスピーカーを鳴らすことを考えれば良物件なのかもしれません。

    そうそう、一昨日の夜、我が家の37インチテレビが正常に動作しなくなりました。もう9年使っているパナソニックのVIERAなのですが、寿命を迎えられたようです。
    しかしコイツをPCのメインディスプレイとしても使っていた私は困ってしまい、早速次を検討。光出力は必要だし、小さな画面では残年感が強いだろうしということで、東芝のREGZA 40V31を選んでしまいました。
    https://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/spec/40v31.html
    32インチではたぶん後悔する、ということで、人生初めてのフルハイビジョン。ついでに、一番安いモデルは危険だよとの先輩のアドバイスで、コイツになりました。明日届く予定です。
    で、コイツに散財してしまった私は変な勢いがついてしまい、海外サイトでオーディオなブツも注文してしましたとさ。おかげでまたブログネタができましたトホホホホ

    • ぢるんぢるん より:

      自宅に届いたハイドンを初めて音出しした時、まさに「ハイドン!ハイドン!ワッショイ!ワッショイ!」と踊っていたのですが、…見ていたんですか?
      ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル

      我が家は、引越し前の内見時「オーディオ向きの物件」かと思いきや、意外と音が通ってしまう物件でした。また、ジャイアンさんちのような大音量再生も出来ませんし、サブウーハーを活かせる大きな部屋でもありません。…ないものねだり、…人ん家のオーディオシステム(環境)を羨ましいと思うのは、オーヲタのサガですね。

      あ、REGZA 買われるのですね。スペックを見ると私のモニタより大きいのに消費電力が低く、入出力端子が豊富なんですね。…クッソ、くそ羨ましい。我が家のモニタは、HDMI端子が1系統しかなく、最近画面の縁3か所に色ムラ(不良品交換対象外)を発見しました。また、WQHDなんて中途半端な規格のくせにPCゲームをするにはかなりのマシンスペックを要求してきます。そして、殆ど意味のないHDR対応!白いだけだったわ~!
      映像も綺麗なフルハイビジョンのテレビ買えばよかった!と、心から、心から羨ましいのです。(T^T)g クゥー!
      ご購入おめでとうございま~す。(T^T)g クゥー!

      • ジャイアン より:

        今日、テレビが届きました!
        http://mark-create.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-0ca438.html

        壊れたVIERAの画像も載せてますが、酷い時はこの画像のようにRGBのRしか表示されない時もあったんですよ。これじゃ全く使い物になりません。

        せっかく40型の、しかもフルハイビジョンにしたのですが、全く大きくなった感じがしません。画面サイズは大きくなりましたが、縁は逆に細くなったので、全体的な大きさに大差はないんです。画面はさすがに新しいモデルだけあってキレイですが、驚いたのは光音声出力の品質です。音がイイ!これだけで元を取った気がしてます。

        • ぢるんぢるん より:

          REGZA、スペックを見ると本当にいいですね。家のモニタと同じくらいの値段ですが、私もREGZAの方がいいっすわ。家のモニタはHDR対応入力がHDMI1系統のみ、デジタル音声出力無しなので、音声分離機能付きのHDMIセレクターを使用しないといけません。このセレクターが大手メーカーから一切発売されていないので、耐久性に難のある中華製のモノを使っています。ちなみに、初代セレクターは2か月で完全に壊れ、2代目も不安定な動作で時々画面が真っ黒になります(電源を入れなおすと復旧します)。新しいものに飛びついて、失敗しちゃいました。

          私も老眼が酷いので、フルハイビジョンで40インチくらいが本当に羨ましいです。