すっかり秋らしくなりましたね。高水温状態を脱したこの季節になると、夏場を乗り切れずに亡くなった子の補充なんかを考えたりしますよね。しかし、今年の私は生体の補充はせずに、飼育数を絞る方向で水槽環境の改善をしようとかと思います。今回はエーハイム、フレキシブル排水口を買ってみました。排水口の用途は、今回は水位調整です。
水槽環境の改善を考えた理由は、実は最近、熱帯魚の飼育管理が辛い日が増えてきたのです(一応、体の悪いジジィだから)。私の場合、少量高頻度換水方式(こまめにお掃除方式)で飼育をしますから週に2度水槽掃除をします。しかし、これがなかなかシンドクなってきてしまったのです。だったら、水替えの頻度を落とせば良いのでは?と思われるでしょうが、1~2週間放置したガラス面の汚れ落としは、なかなか頑固でなんですよ。つーか、そんな飼育の仕方嫌なんですわ。
という訳で、週2の掃除が辛いので「今後、生体数を増やさない」ということに決めました。過去に何度かそんなことを言って、熱帯魚店で衝動買いした事もありましたが、今回は割とガチなやつです。
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水槽レポート20201011
前回と今回の熱帯魚飼育数の記録です。
コリドラス・パンダ | 11匹 | 0~3歳 |
オトシンクルス | 2匹 | 2歳 |
チェリーバルブ | 2匹 | 2~3歳 |
ラスボラ・エスペイ | 7匹 | 1~4歳 |
ヒメタニシ | 50匹 | 0~1歳 |
コリドラス・パンダ | 10匹 | 0~3歳 |
オトシンクルス | 2匹 | 2歳 |
チェリーバルブ | 1匹 | 4歳 |
ラスボラ・エスペイ | 6匹 | 2~5歳 |
ヒメタニシ | 22匹 | 0~2歳 |
変わった点は、コリドラスパンダ、チェリーバルブ、ラスボラ・エスペイの各1匹ずつがお亡くなりになりました。コリドラス以外はだいたい寿命を全うできました。ヒメタニシが大量に亡くなりましたが、そもそも寿命が1~2年ですし、屋外でもない水槽飼育なので今後増えることはないでしょう。今後も恐らくジリ貧です。
我が家の水槽の問題点はコリドラスパンダです。この子らはほぼ毎週産卵するので、今後間違っても隔離ネットなどで稚魚に特別な給餌をしない事が肝心です。我が家の水槽は隠れる場所が殆どないですし、ヒメタニシが稚魚の餌まで食べてしまうので、孵化しても隔離さえしなければ育つことはまずありません(1匹だけ例外あり)。ちょっとかわいそうな気もしますが、増えすぎちゃっても困るのよ。いつぞやのミナミヌマエビのように…ね。
過去の記事 非情の決断
エーハイム フレキシブル排水口導入
そして、今回は地震対策をメインの目的に、エーハイム、フレキシブルブル排水口を導入しました。水槽の地震対策は、震災クラスの地震には何の役にも立ちませんが、震度5くらいまでなら「安定した水槽台に、低い水位で設置する」それだけでも十分効果があります。
過去の記事 揺れてツンデレ
排水パイプをオーバーフローパイプ(シャワーパイプ等に繋ぐやつ)から給水パイプに交換し水槽の水位を下げることにしました。主な目的は地震対策ですが、生体数が減ったので水量を下げても水質は悪化しないと判断しました。そして、何よりスポンジで擦る面積を少しでも減らすことが目的です。
導入後、水位を半分くらいにする事が出来ました。結果、水面が光源から離れたおかげでコケの発生もかなり抑えられています。これで水槽掃除がかなり楽になりました。
フレキシブル排水溝はナチュラルフローパイプと組み合わせると、吐水角度を大きく変えることも可能です。水位は勿論、水流の調整も可能ですから大変便利ですよ。皆さんも導入を検討してみてくださいね。
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