オーディオの沼

オーディオの沼 音楽とオーディオ

先日、通院の帰りに日本橋に寄ってきました。私はこの4月にアンプを更新したばかりですし、特に欲しい機器はなかったのですが、気になるスピーカーがあったので試聴をさせてもらいました。気になったのは、我が家のアンプ、Nmode X-PM7 MK2と相性が良いとされるDYNAUDIOのブックシェルフEvoke 10と20です。

試聴時のアンプはL-507UX2でした。そして、ソースは「よく分かんないけどパソコン」と店員さんは仰っていました。どうやら普段はハイエンドフロア担当の方で、廉価な機器には詳しくない方のようでした。「エヌモードって何?」って訊かれましたから。ただ、オーディオに関する知識や経験は豊富で、いろいろアドバイスをしてもらいました。試聴の最中に、そういったトークを自然に織り交ぜて、「アンプはプリアンプで決まるから、プリメインを使うなら最低でもL-509Xくらいは買っておいた方がいいよ」と暗示を掛けられた気がします。

あ゛あ゛でもね、75マソもするアンプをポーンと買えるような人が、ジャージ姿で店に来て「20~30マソのスピーカーの試聴をしたい」って言うと思う?…とは言えず、フンフンと聞き流しました。そうそう、こちらのお店は「実は閉店セールかも知れない」ということで年内特価から、「更に割引できる商品もありますよ」との事でした。ネットよりめちゃくちゃ安い製品ばかりですから、大阪近辺のオーヲタ仲間さんは覗きにいってみてください。大阪でEvoke 10、20を扱う店は限られていま~す。




DYNAUDIO Evoke 10、20の試聴

盛大に話が逸れましたが、ここから試聴のご報告です。

DYNAUDIO Evoke 10、20は、どちらも木質的な響きがあり、豊かで弾むような中低音が印象的でした。また、立体的な音場をスピーカーの前だけではなく、後ろの方に展開させる能力に度肝を抜かされました。特にEvoke 10は音に締りがあって、20より好印象を持ちました。値段的に20より10マソ安くて、この音ですか?マジですか?でした。

(ここからは、個人的な感想です。ディナファンの方ごめんね)ただ、この両者のスピーカー、恐ろしくソースを選びます。合うソースはビックリするくらい素晴らしいのに、合わないソースだと音抜けが悪く、気になって音楽鑑賞どころじゃなくなってしまいます。店員さんには素直に「いい曲は凄くいいのに、曲によって籠って聞こえる」と伝えると、「エージングは十分のはずだから、好みじゃないんだよ」との事。ディナ好きは一聴して虜になるそうなので、私はそうではないらしい。そして、次にあのスピーカーを推してきました。

B&W 705S2の試聴

棚の最上段に置かれた「ちょんまげスピーカー」B&W 705S2に切り替わりました。ちなみに私、800シリーズは欲しいですが、先代のCMシリーズはどちらかというと嫌い(B&Wファンの方ごめんなさい、元685ユーザーです。)。最初は良いけど、キンキンした高音が苦手です。と、言う前に聴かされました。

音が出た瞬間…え?これがCM6 S2の後継?と腰を抜かすところでした。ちっともキンキンしてないし、バランスはドンシャリだけど800シリーズみたいな(当たり前だけど、劣るけど)色気を放っているのです。あの無味無臭だったCMシリーズの後継が、色っぽいってどういうこと?お値段の設定がネット最安より5マソ近く低いって、何かの間違い?そして、何より頭上のガラス棚に置かれているのに、床のスタンドにセッティングされたEvoke 10より良音ってどういうこと?

ツイーターがちょんまげ形状だと高音が全方向に拡散しますから、いい加減なセッティングでもよく聞こえる。のは分かるのですが、B&Wの店内試聴映えは、本当に恐ろしいですね。

LUXMAN L-507UX2推し

いやいや、「でも2~3曲もすりゃ、耳がキンキンしゃうはず」と店員さんに伝えると、今使っているスピーカーを訊かれました。「ウィンアコのハイドンです」そう答えると、店員さんは「ハイドンの何が気に入らないの?ハイドンはあのクラスでは悪くないはずなのに」と言いながら、私の悩みどころを察した様子でした。「アンプが非力なんじゃない?安いデジアンはネチッこい低音は絶対出ないよ」そう仰いました。確かに、Nmode X-PM7 MK2の低音はパッと出てスッと消えるので、量感不足に感ずるのは否めません。でも、30マソ近いので安物ではないよと、L-509X(75マソ)推しの人の言いたい。…言えないけど。

L-509X推しの人は、今度はL-507UX2(定価50マソ)を推してきました。年内ならネット最安より更に5マソ安い値段を提示してきました。そして、最後に「ここに来る人は、皆同じ沼に浸かっているから抜け出せないよ」という言葉を囁かれました。

私は揺れます。その場は「また、考えてから来ます」と告げ店を出ましたが、頭の中で揺れ過ぎて、帰宅後、買い取り専門店に見積もりの電話をしていました。

冷却期間からの答え

Nmode X-PM7 MK2の見積もりを取ると、思いがけない高額を提示されました。マイナーなメーカーなのに。売却価格と貯金を合わせると、何とかL-507UX2に手が届きます。それから何日か考え、結局、L-507UX2は買わず、Nmode X-PM7 MK2を残し低音の底上げをすることに決めました。低音に力とパンチがあるUSB-DACへ更新をします。

手持ちのUSB-DACはPS AUDIO Nuwave DSDですが、帯域バランスがドフラットなのです。Nuwave DSDは音に厚みがあって柔らかいのですが、Nmode X-PM7 MK2と組み合わせると、少し柔らか過ぎてパンチが足りません。また、小音量では良好な帯域バランスなのに、ボリュームを上げると若干ハイ上がりなバランスに変わってしまいます。この状態はセッティングやアクセサリーでどうにかなる様子もありません。そこで、DACにピラミッド型バランスの機器を持ってきて、帯域のバランを取るのが狙いです。

冷却期間からの答え(4日しかねーわ)は、USB-DACの更新となりました。数日後、納品されるので、後日改めて記事にしたいと思います。

そうそう、ここ数年オーディオ機器の買い替え頻度が爆上がりですが、理由があります。冒頭にも触れましたが、各臓器の数値がなかなかのお年寄りになってきたため、50代前半で既に余生モードに突入しました。それは、分かっていたことですし仕方がありませんから、楽しいと思える事を今の内にしておこうと決めました。無理のない仕事と趣味を楽しんで行きたいです。はい。

オーディオの沼

既にCDプレイヤーとBDレコーダー、USB-DACを売却しました。冷却期間を経て、違う答えは出したけれど「ここに来る人は、皆同じ沼に使っているから抜け出せないよ」という言葉通りになりました。

…恐ろしいですね。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

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